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VOX REC TRAINING COURSE(VRTC) の説明と報告と体験レッスンのご案内

今年の1月から始めた、Vocal Recordingのノウハウを使ったトレーニングクラスVOX REC TRAINING COURSE(VRTC)は少しずつだけど着実に生徒も増え、成果も着実に上がっているように思います。

序論 ぼくの持論

1. 適切なキーの設定の是非

2. スタジオを自分の場所にするということ

3. プレイバックして客観的に自己分析すること

4. 創造的である事

5. まとめ(ボイトレではなくヴォーカルディレクション付きレコーディングワークショップ)

追記. 体験レッスン、システム、アクセス、連絡先

序論

ぼくの持論としては『アーティストはライブとレコーディングをバランス良く経験する事で確実に成長する』というものです。

ライブの集中力のあり方とレコーディングのそれとはだいぶ種類が違います。分かりやすく言えばライブでは大きな流れの中での集中力であり、レコーディングは短い時間を最大の集中力でやりきる事が出来ないといけないのです。一般的に言えば精度の高い演奏や歌唱が要求されアーティスト達はこの作業で感覚を研ぎすましていっているのです。

特にアマチュアのアーティストの中でライブはいいんだけどレコーディングでは本領発揮できない人は多いのだけれど、レコーディングが良くてライブが駄目な人ってあまりいなくないですか?

レコーディングってちょっと前まではなかなかアマチュアの方が出来る環境にはなかったからプロ、それも売れていてどんどんレコーディングの経験を積んでいけた人達が益々上手くなって押しも押されぬアーティストになっていったところはあると思うんです。

でも本当はボーカリストに限らずスタジオでのレコーディング作業を通じてアーティスト、プレイヤー、プロデューサー、エンジニアと言われる人達は音楽や音の秘密を知っていったといっても過言ではないと思います。

そういう訳でぼくはプロと同じやり方のレコーディングをアーティストの卵達に安価に提供する事ができればどんどん音楽の秘密が分かって自分の本来の歌を発見する事が出きるんじゃないかと思ってこのコースを始めることにしました。

そう言う意味ではボーカリストに限らずプレイヤーにも提供出来た方が良いのかも知れないですね。

1. 適切なキーの設定の是非

やってみるとだいたいみなさんは自分のキーではなく、元のアーティストのキーで歌ってるので喉を締め付けてとても聴きづらい歌を歌ってますけどもちろん使用するカラオケの状態にもよるのですが少し下げて歌わせてあげると全然上手に歌えたりします。

まず多くの場合勘違いしているのはアーティストはまず曲が出来たり提供されたら、プロデューサーやアレンジャーにその曲の正しいキーの設定を確認する俗に『キー合わせ』というのをやります。それをちゃんとやってないと結局歌えなかったり歌えたとしてもなんかぬけない声質だったり聴きづらい声質のまま世の中に出る事になるからこの『キー合わせ』と『テンポの確定』は一番最初にやる最も重要な作業です。

アマチュアの方はそうそう自分でオケを作れたりしないのでカラオケを使う事になると思いますけどなるたけ自分のキーに合わせて曲を選ぶかそれなりの技術でキーを上げ下げするのかしたほうが練習という意味に置いてはいいと思います。

2. スタジオを自分の場所にするということ

ボーカルブースやスタジオ自体が自分の場所にして行く必要があります。それはあまりに緊張していたら誰でも自分の本領なんて発揮出来ないからなんですけど、その為には何度もその場所にいることだけのように思います。

最初はマイクの前に立つのが緊張して本領発揮で来たかった人達が今は普通に(それなりに緊張はしてるんだろうけど)マイクに向っていきます。また集中力も付いてきているので緊張のため間違うという事はあまりなくなってきました。

3. プレイバックして客観的に自己分析すること

そして今までは練習すると言っても歌いっぱなしでなんとなく今日は声が出たとか、調子良かったとかいう感じで自己分析出来なかった人達がなにが上手くいってないのかを考えるようになってきています。

今はPro Toolsをはじめ波形をコンピューター上で確認出来るようになり、テープでやってる頃よりずいぶん視覚的にとらえることが多くなってきていてもちろん一長一短あるのですが、いいほうからいうと波形でだいたいその人のウィークポイントが分かるんです。

例えばぼくの生徒を例にとれば来た当初アタック、つまり子音の部分が大きいのだけど母音の肉好きが悪く、勢いはいいのだけど安定感がなかったりして若干聴きづらい感じがしてた子がそのことを指摘してあげると母音の方もしっかり肉好きがでて安定感が出てきました。

母音子音は分かりやすく言っているだけなのであまり気にしないでほしいですが、曲全体の波形を見てもとても安定感のある様子が視覚的に見れるという利点があります。

もちろんぼくは今はなるたけ使わないようにしているピッチ修正の波形でも自分がどんな癖を持っていて、ピッチを当てにいくそのスピードであったり、そのピッチにどうアプローチしてるから上手くその音に聴こえているのか、または聴こえていないのかが良く分かると思いますので、本番では使わなくても研究するための道具としてならとても精度の高いよい道具にもなりますから捨てませんw

4. 創造的である事

これはそのままで毎回2MIXのmp3をその日の成果として持って帰ってもらってたりカラオケ作ったらそれも持って帰ってもらいますが、じゃあ自分はいったいどう歌ったら個性があって良い歌が歌えるのかということを毎週自分なりに考えてレコーディングに来た時はそれを実践してみる機会になります。もちろんそこまで頭が回るという事はもうかなり上級者というか実力が付いてきている証ですが是非その次元まで行って貰いたいですし、チャレンジしては確認する事を続ける事で少しずつ自分の個性を発見していって欲しいと考えてます。

5. まとめ(ボイトレではなくヴォーカルディレクション付きレコーディングワークショップ)

ぼくのところではいわゆるボイストレーニング(ボイトレ)をするわけではないと言う事を理解して頂いたと思いますが、たくさんの優れたボーカリストの歌をディレクションし、OKテイクを創ってきたぼくとの会話やアドバイスのなかにみなさんが各自ヒントになることを見つけていって成長してほしいと願っています。

A-HEAD RECORDS 堤秀樹

追記:4月と5月は体験レッスンというのをやってみたいと思っていますので是非ご活用下さい。あと3、4名くらいは増やすことができると思ってます。

料金設定はスタジオ代(1,296円/ h)込みで1時間のレッスンを月3回で1,5000円。月2回で1,1000円。単発では一回6,000円でお受けします。基本土日ですがどうしてもって方は応相談可。

場所は博多駅筑紫口4分。福岡市博多区博多駅東1-17-1福岡県東総合庁舎5階録音スタジオ

http://a-headrecords.jp/access

A-HEAD RECORDS 堤 (tsutsumi@a-headrecords.jp) に直接メールをいただければ翌日までにはお返事出来ると思います。

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ーファジコン、いつかどこかでまた会おうー 〜偉大なる才能達に愛と尊敬と感謝を〜

とうとうこの日が来てしまったのはとても寂しいことですが、3人とも12年間立派に戦ってくれたと思います。
そしてこの偉大なる才能達に愛と尊敬と感謝の気持ちを贈りたい。
ぼくは今から15,6年程前にちょうど今のぼくの娘と同じ14から15(中3の終わり)になる頃に樹音と言う天才ギタリストと出逢う事が出来てほんと感謝している。
途中は抜けているもののたぶん6年は一緒に居た計算になる。
最初プロデュースさせてもらったのは彼のデビュー曲Rock’n Roll Soulというシングルでいきなりの天才ぶりでソロなんかはその当時から凄かったし今とまあ変わらないと言えば良くお悪くも変わらないw 既に完成していた!!
3ピースで録音したけどそうる透氏もベースの六さんも目が点。そしてご機嫌な演奏だった。
後にこのテイチクの音源をビクターの社内でヘビロテしてくれていたのがぼくのボス、当時ビクターエンタテインメントの専務だった三枝照夫氏でラブサイケデリコの直樹氏とこのCD最高だね〜!なんてことを言って聴いててくれてたらしい。。
もちろん程なくしてぼくは、三枝氏が社長を兼任していたデリコやKiroroの事務所HitVibe(現ビクターミュージックアーツ)にプロデューサーとして契約を交わした。
その後ぼくと当時の樹音の事務所社長の長さん、そしてぼくのマネージャーの吉浦氏は樹音とKenKen(現Rize)のバンドをビクターで作るべく動き回った。
そしてデビューまでの少なくとも1年間は無償でリハスタでの楽曲制作に付き合いFuzzy Controlというバンドを立ち上げていったのだ。
それから一時してドラムオーディションを開催し、サトコが日傘さして現れw無事バンドに加入して数ヶ月たったある日、KenKenが違うバンドでデビューが決まったとか言ってバンドを離れた。
急遽樹音とサトコのリハスタで録ったデビュー曲のShine Onを全国にベース入れて送り返してくれってことでバラ撒き、オーディションの末にJoeに決めた。
そしてこのメンバーでまだ実力が2人よりなかったJoeが格段の進化を遂げている中で12年前にデビューさせる事が出来た。
そしてぼくらは当時来る日も来る日もレコーディングしてたように思うけどビクター時代の音源の最後の一曲を除いてぼくがすべてプロデュースできたことを今も誇りに思ってます。
初期はまだアナログ24chにベーシックを録れてた最後の時代で彼らの演奏力があったからそれも実現できたのだとも思う。
また今までバンドが続いたのはジョーのやさしくて向上心がある性格のおかげだったのではないかと今も思ってる。
サトちゃんも同様で芯が強くてああ見えてとても愛情深い性格はこの歳月を乗り越えるとても大事な要素だったに違いないのだ。
ご存知のようにファジコンはドリカムのツアーサポートや音源では有名になったけど、大ヒットがないバンドがこんなにリスペクトを受けながら最高のRockを演りながら長い期間活動してこれたのはぼくらとしても本当に嬉しく、それ以上に感謝しています。
日本のRock Musicに圧倒的な演奏力で挑んだ彼らに拍手を!!
これから一人一人の活動はどういうものになっていくかは今は想像出来ないけど、是非大満足の音楽人生にしていってほしいと思ってる。
この日会いに行けるかどうかはまだ分からないけど最高の集大成ライブになるように祈っています!!
ファジコン、いつかどこかでまた会おう。
A-HEAD RECORDS 堤秀樹
https://www.facebook.com/fuzzycontrol.jp/photos/a.251467688286301.41321.211228515643552/614318262001240/?type=1&comment_tracking=%7B%22tn%22%3A%22O%22%7D1486650_430817033684698_983771944_n

ープロデューサー生活20周年を迎えてー

〜IMAGINE ONEWORLD。そして日本の芸術文化を世界へ〜

本年はぼくが音楽学校を卒業してすぐ音楽活動を22才で開始してからの30周年、プロデューサーになってから今年がちょうど20周年目にあたります。

32才のある日の午後、都内某所で、Zeppet Storeのメンバーとミーティングした後ではお願いしますということになったので、

いつから始めますか?と聞いたら「今日からだ」と言われ、

何処で?と聞いたら「小淵沢です」。。

ということであわてて家に帰って車に機材を積んで小淵沢リトルバッハに入ったその日を境にアレンジャーだったぼくが突然プロデューサーになってから今年が20年目なのです(笑)

特にプロデューサーになってからは基本的に今日までそれだけでご飯を食べてきたのですが、有り難い幸せな時間をみなさまと共に過ごさせて頂いたことに本当に深く感謝しております。

その記念すべき年にクリエーター、そしてプロデューサーとしての完全復帰、更なる精進を誓った自分にとって、早速とても意義のあるグループをプロデュースさせて頂く事になりました。

久留米の蝶屋さんの企画、IMAGINE ONEWORLD、着物プロジェクトと心をひとつにして、日本の芸術文化を世界のみなさまに観て、聴いて、感じて頂きます。

数日前よりこのグループはまずは即興で演奏した中からアイディアを膨らませ楽曲に昇華させるべくセッションをA-HEADのオフィスのある福岡県東庁舎内の録音スタジオで開始しました。

なにも決めていずに始まったので少々荒いところもありますが、一発音が出た瞬間から力強く、そして瑞々しい音が紡ぎだされ、これは素晴らしいグループになると直感しました。

よかったらそのリハーサルの一部をお楽しみください。

そして6月には福岡単独公演並びに海外公演も見据えての活動が始まって参ります。

みなさまに喜んで応援して頂ける様な価値のあるグループに昇華させていきたいと思っております。

布陣は、

和太鼓:野武士 ピアノ:三村磨紀予 尺八:山崎 箜山

どうぞみなさま今後ともよろしくお願い申し上げます。

A-HEAD RECORDS 堤秀樹
no1
https://www.youtube.com/watch?v=mNM8yIs_RZs&feature=youtu.be

no2
https://www.youtube.com/watch?v=_NUxv4Sf-Ns&spfreload=10

11004228_750296825067224_207358171_n三村磨紀予氏はいないかわりに、ミス・ジャポンのKana Eguchiさんと。

A-HEAD RECORDS : Hideki Tsutsumi’s Profile

Hideki Tsutsumi
Music and Theatrical Producer at A-HEAD RECORDS
Producer at Victor Music Arts
Career History

Tsutsumi commenced his music career as a tour member of Junko Yagami in 1987 and produced musical works for well-known artists and performers including:

l Kohirumaki Kaoru
l Zeppet Store
l Fuzzy Control
l MIYAVI
l Mieko Kawakami
l Gospelers
l Keiko Toda
l Koji Yamamoto.
l Kaori Futenma

His theatrical works includes a musical direction of the theatrical performance “5days of MIYAVI” in Tokyo Metropolitan Art Theater.

After launching his own record label, “a-head Records”, he released a CD ”a piece of water” and a sequence of art-collaboration-web TV programs called ”BAKUHATSU!!MAN”.

Tsutsumi relaunched “A-HEAD RECORDS” to produce a movie and musical contents in Fukuoka with Koji Masuda in 2013. His most recent producing work is an album ORU” written by Makiyo Mimura, featuring Shakuhachi performer Kozan.

A-HEAD RECORDS is collaborating with Choya on IMAGINE ONEWORLD project, in production of music and motion graphics contents.

A-

夢の叶え方をMIYAVI に学べ!

ーでも今は「ほんと夢をありがとう!」って言いたいー

このところ数名の友達が紅白にMIYAVIでましたね〜っ!ってメッセージ頂くのでどんなことやったのかとチェックしたらSMAPにゲストででてたんですね〜^^;

MIYAVIが出演したアンジェリーナ・ジョリー監督の「アンブロークン」も昨年のクリスマスからさい先良い滑り出しを見せていよいよ世界で普通に評価される日も近くなってきたのを感じてる今日この頃。

何度か話した事もあると思うけど新しい友達も増えたのでもう一度つっこんで。

この男の凄いところはもちろん頭が良かったりそもそも半端なくかっこ良かったりするのだけどw、一番肝心なところはとんでもない向上心と志の高さ。
そのうえで実行力がRealに凄いところが彼が道をひらけた最大の要因だと思ってます。

何度か上手くいかない状況の時期も見てきたけど絶対に諦めない男です。

ぼくもずいぶん凄い人達見てきた筈だけどこんな圧倒的な魂は正直言って初めてのことだったと思います。

でも彼もぼくと作品創っていた頃は、演奏もかっこいいんだけどまだツッコミどころも満載(特にグルーブが)だったのでギターを弾かせなかった曲もあるんだけど絶対彼はこん畜生!!!!!と思って頑張ったに違いないのだw

アルバムやった後の渋谷公会堂のライブが何かちゃんと消化出来てないままの演奏になってるのをぼくは怒って帰っちゃったけど短気ですいません。

もちろん今の彼に文句なんかありはしません!!

とにかく彼の向上心の片鱗を説明するなら、過密なスケジュールの中ぽっこり空いた数時間があれば自分が習得したくて習っている先生たちに直接電話入れて「この時間に教えてくれへん?」って感じでどんどんスケジュールを入れる訳。ピアノ、英会話、ボイトレ等々。

近くに住んでいたからよく知ってるけど、当時は近くのリハスタに仲良くなったミュージシャンたちとよくセッションしていたし、様々な芸術家達と深夜の地下でのセッションもマメすぎるくらいやっていた。

ある日、ぼくが企画していた仕事ではないセッションで朝早くからスタジオに入る事になってたんだけど、朝着いたら呼んでもないのに「よう!」とか言って車から顔を出すんです彼は。。

「え〜なんで知ってんの?」って感じで始まるんだけどぼくなら何かやらせてくれるだろうって読みも彼にはあって、ぼくはまんまとMIYAVIの時間も作る事になる訳^^;とても迷惑な男なんですw

でも、とにかく大きな志を抱いて自分に投資をしまくった男を、ちゃんと世界が認め始めていることをぼくは最高に嬉しいですし、逆に今はたくさんのメッセージをもらったんだなって感じています。

5年くらいまるまる闘病してもまたやろうと思えたのも彼の姿を遠くから見てたからに違いないんです。

だから音楽をして生きるのはただ音楽を伝えるだけじゃないんだとも思ってます。

音楽をやっているみなさん、そんな男に勝てますか??

あそこまでいくのはもう伊達じゃない。最高のSAMURAIです!!

でもぼくはこれから、彼には逆立ちしても創れないような人の心を大きく揺さぶる音楽を創ってゆこうと思ってます^^

結果はどうであれ負ける気なんかサラサラない訳w

でも今は「ほんと夢をありがとう!」って言いたい。

A-HEAD RECORDS 堤秀樹

http://mステ.jp/archives/5215

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