03.生方ノリタカ -音創り・ワークショップー

現在レディーガガのサウンドデザインを手掛ける音創りの匠、
生方ノリタカ氏のシンセサイザーを使った音作りワークショップ
(5時間の集中講座)
本ワークショップの参加者には生方氏が開発に関わったソフトシンセの決定版Synthmasterのヨーロッパ限定スペシャルエディション(Mac,Win)をプレゼントします。日時:9月29日(土) 13:00-18:00
料金: 一般¥5,000- 学生¥4,500-(入金確認を持って受付完了)
定員:先着30名
申込先:Facebookで参加申込を行うかEメールを
info@a-headrecords.jp までお願いします。料金振込先をお知らせいたしますので入金確認をもって申込み完了とさせていただきます。
場所: ワンナイン・サウンドプロデュース
福岡市中央区高砂1-11-16 Tel 092-533-3300お問合せ:080-3228-4323

——-

<「音創りの匠」がフランスからやってくる >

アナログシンセサイザーからデジタル機、そしてデスクトップミュージックのプラグインへ。音楽の音色を電子的に創りだす標準は演算技術の発達とともに進化してきましたが、一つだけ変わらなかったこと:それは生方ノリタカ氏が世界を代表するサウンドデザイナー「音の設計者」であり続けたことです。

今回の『知の移転プロジェクト』では「音創り」をテーマに、サウンドデザインにおける普遍的な考え方や、最新の手法を生方氏の作業環境から峻別したプロジェクトを例にケーススタディ形式でお伝えします。

< どうしてその「音色」は「いい」のか? >

音楽家は自分が持っている音色の選択肢の中から、その演奏状況に最適だと信じた一つの音色を選んで使用します。キーボーディストであれば、キーボードに保存されている数百の音色バンクの中から一つの音色を選ぶでしょう。アコースティック楽器奏者もエフェクターで音色を変化させたり、楽器そのものを変えたりしてその曲のための音色を選びます。

またリスナーも曲の中に使われている音色を感じながら、他の楽器とのバランスやその音色が使われた意味などを直観的に感じながら、楽曲全体に対して評価を下します。

私達が音楽人として音色を選んだり評価をする時は直感的にそれらを行っています。「いい音」は「いい」音なのです。

< サウンドデザイナーが「音色」を創るということ >

しかし音色そのものを創るサウンドデザイナーは音が発生する仕組みと構造に精通し、それぞれの音色が使用される応用状況を観通した中で、音色を波形から構築していきます。もちろん経験からくる直観的作業もありますが、音色を創る作業が始まる前にすでに頭には設計書が画かれているのです。

生方氏が30年以上のサウンドデザイン人生で培ってきた思想には、私達が音楽人にとってその後の制作や演奏に活きてくる智慧や考え方が凝縮されています。

わずか5時間のとても短いワークショップですが、参加される皆様がこれからの音楽人生をより豊かにするための多くのコンセプトを手にすることを確信しています。

< 内容 >

# 第一部 音色の特性を理解する
電子音楽の代表曲を教材として使い、音色の抽出、再現の後に分析します。また楽曲の音色の差し替えや音域の変更などの実験を行い、音色と編曲の関係性について理解していきます。また分厚い編成のオケの中でも前面に出てくる音色や、楽曲の他の編成音を邪魔せずに存在感を主張するアンビエンス音色の作り方などを学びます。

# 第二部 音色の役割を理解する
第一部で学んだ音色の使い方を実践します。
主役となる音色、脇役となる音色、端役の音色、ゲストの音色、と言う観点から、音色とその役割の関係性について実験し、理解します。また倍音のマスキング効果(打ち消し合い)やその回避法、音色ごとに効果的なエフェクトの例を学習します。その後、これらのテクニックが実際どのように駆使されているかをレディ・ガガの楽曲を教材にして分析します。

# 第三部 フリーアーティキュレーション楽器の魅力
現在世界で最も注目を集めているテルミン奏者である生方氏から、フリーアーティキュレーション楽器の魅力について語っていただきます。(テルミンは世界で最初に発明された電子楽器です)