ーお〜い、母さんやー 〜御礼、嘉穂公演〜父の遺作『遺したいもの』の気持ち〜

昨日の嘉穂公演はたくさんの友人、
知人が駆けつけていただきました。

ぼくの残りの人生を嘉穂劇場という、ある意味聖地でみなさんと同じ空間の中、
一区切り付けられたことに感謝しております。

 

また本当にたくさんの方が来てくださって、しかも口々に「素晴らしかった」「感動した」
「三千円は安過ぎる」なんてことを言っていただき、裏方のぼくも表方のみなさんとともに
感無量でした。

 

朝刊には3度目になる西日本新聞のカラーでの記事にして頂きました。

 

これに関しても友人の武知さんはじめ、たくさんの骨折ってくれた方々に、

 

この場を借りて謹んで御礼申し上げます。

 

ところでみなさんにとって遺したいものってのはなんでしょう?

 

先日母が、父の戸棚を整理してたときに「遺したいもの」というエッセイの様なものを発見した。
後にも先にもこれしかないのではないかな?

 

「お〜い、母さんや」から始まるこの作文用紙3枚ちょっとのエッセイ??

 

読んでて泣けた。

 

父はこの中で「サラリーマンなんてつまんないものだ」と嘆いた。

 

なぜかというとサラリーマンなんて38年も働いて年棒の2,3年の退職金じゃ
三人の子供達に一軒ずつ家なんか到底遺してやれないじゃないか!

 

ということらしいw。父さん、十分にしてもらってるから、いいよそんなこと。

 

その中で母は「父さんね、昔から子孫に美田を遺すなと云うではないですか云々」と
なだめているのだ。

 

そんな憶えはないらしいが。。w

 

そして自分の同級生の中に画家になった人と自分を比べて後悔する。

 

画家はいいなと思ったらしい。ピカソのように後世に受け継がれていくかもしれない。
楽しいことだ。それに比べ私達は何を遺せばいいのだ。わびしい事だというw

 

何かを遺したい気持ちが涌き出してくるらしい。。

 

最後に30になるかならないかくらいの20年前のぼくの事も出てきてて、
東京でシンセサイザーの音楽家になろうとしているが最近は編曲も勉強しているという^^;

 

その後、私の詩を長男に作曲と編曲してもらい孫に歌手になってもらってCDのアルバムを作り、
遺せたら望外の喜びではないかと思うようになった。

 

夢の夢にならないように、成せばなるのこころで。

 

と結んであるんだけど、、それなら早く言ってくれと真面目に思ったw

 

うちの父はそういう可愛い父だった。

 

そんな本日、5月17日は父と母の結婚記念日です。

 

そして翌1月27日にぼくは目出たく誕生したのである。。のだな。

 

しかしサラリーマンとはどういう気持ちで生きているのであるかな??

 

いまさらながら父の気持ちを改めて知りたいと願っている。

 

A-HEAD RECORDS 堤秀樹