投稿者「枡田 浩二」のアーカイブ

「知の移転」について

知の移転は個人から個人へ、組織から組織へ、知識を持つものが、知識を得たい人に伝達することをいいます。

そんなのふつーにやればいいじゃん、と思いますよね。

この行為にあえて「知の移転」なる名前がついているのは、知識が移転することは本当に難しいからなのです。 続きを読む

Hard Rock Rising 2014: 世界最大規模のバンドコンテスト

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Hard Rock Cafeによるグローバルなバンドコンテスト、Hard Rock Rising 2014のエントリーが1月7日に開始しました。日本でも5つのCafeで予選が行われ各Cafeの優勝者がそのまま世界予選へと進みます。

Hard Rock Cafeは世界56ヶ国に180の店舗を展開しており、そこから勝ち上がってくるバンドのトップ25が今夏にローマで開催されるHard Rock Live Rome に招待され、世界一を決めていきます。

2013年のコンテストの勝者はHard Rock Cafeの世界中のCafeを巡るライブツアー、プロモーションビデオの撮影、Hard Rock Records レーベルでアルバム制作、$10,000相当の楽器などのサポートをHard Rock Cafeから受けていますので、今年の優勝者も同様の待遇があるんじゃないかな・・と思っています。

エントリーは1月7日から27日まで可能です。
http://hardrockjapan.com/event/766/
A-HEAD RECORDSの堤もHard Rock Cafe FUKUOKAの審査員を努めます。
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伊藤広規 ベースワークショップ後記

11月15日にルビーセンター録音スタジオで開催した「知の移転プロジェクト第4弾」は日本を代表するベーシスト伊藤広規氏を招いてのベースワークショップでした。ワークショップを振り返りとてもスピリチュアルなメッセージが溢れた時間だったとまだうっとりとしてます。

伊藤氏の講義は音楽論としても貴重でしたが、人生一般にも当てはまる普遍的な洞察がいくつもあり、これは多くの人に知ってもらいたいと思いました。

// 人間は誰もがグルーヴの天才!:ノリを鍛える //

Rythm Session
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βTune 構想

βTune(ベータチューン)とはA-HEAD RECORDSが内部で「開発版音楽作品」の代わりに使っている言葉です。最終的に収益目的で正規版としてリリースされる作品に対して、「開発段階」の作品と位置付けています。

他業界で製品やサービスを開発段階でリリースする時に、それらはβ(ベータ)版と呼ばれます。β版のリリースの目的は様々ですが音楽と関連性が高いのは次の二点です。

① 「評価を得る」:β版製品は業界専門家やヘビーユーザーに試用してもらえるため、β版製品が高い評価を得ると正規版が評判とともに市場に浸透しやすい。

② 「改良する」:β版製品を試用してもらうことによりユーザーからフィードバックをもらい正規リリース前に製品を改良できる。

「正規作品を制作する予算ができるまで待つのではなく、どんどん開発版を作って行きましょう。今のアイデアを形にしましょう。ファンからの反応を聞きましょう。将来同じ曲を何度も違うバージョンでレコーディングすることがあってもいいじゃないですか。アーティストが自身の作品を作る能力は作ることでしか磨かれないのですから。」 βTune 構想はこのような考えで始まりました。

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βTune レコーディングの打ち合せ中の伊藤広規氏と堤秀樹氏
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加齢と創造性

ポップアートは作者も作品の消費者も若者が担い手です。テレビや雑誌の芸術コーナーを賑わせている多くは若いアーティストです。そして年齢を重ねるごとに創作を続けるクリエイターは少なくなり、消費者も一部の芸術嗜好のある人たちを除いて加齢とともにアートへの興味を失います。

しかし芸術の歴史を振り返ると、作者の晩年に近い作品が高評価を得ています。若くして人類の宝と呼べる作品を残したモーツァルトやゴッホ、ラファエロのようなアーティストもいますが、若い頃の作品が優れていたというよりも若くして死を迎えたことが若き天才達の作品として知られている理由ではないでしょうか。

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Re-Mix大会 受賞者の発表

10月17日締め切りで開催していたRe-Mix大会、受賞者の発表です!今回は2作品を選ばせてもらいました。お名前をクリックすると作品を聴くことができます。

力丸尊さんの作品
選考のポイント:構成がしっかりと考えられて安定感のある仕上がりの中、とてもお洒落を感じました。

森 孝良さんの作品
選考のポイント:展開の予測が不可能で意外性に溢れていました。はちゃめちゃな事が起こってる深く暗い森の中に連れてこられたような体験でした。

Re-Mix大会の概要
9月29日に開催された生方ノリタカ「音創りワークショップ」の中で生方氏が即興作曲で録音したマルチトラック音源を使いRe-Mixを行って提出する、という課題が出されましたので、みんなでReMixして遊ぶことにしました!

課題対象の音源はこちらです。

賞の内容について
A-HEAD RECORDSの堤と枡田と音楽を語るランチにペアでご招待でした。大分にお住まいの森さんは福岡にいらっしゃった時にご一緒しましょう!

9・29 生方ノリタカ氏による「知の移転」ワークショップ & 9・28 チャリティライブ@ハードロックカフェ福岡 を開催いたします。

「知の移転プロジェクト」第3弾 生方ノリタカ「音創り」ワークショップ

来る9月29日、A-HEAD RECORDSは「知の移転プロジェクト」第3弾として、現在フランス在住でレディガガのサウンドデザインを手掛ける生方ノリタカ氏をお招きして「音創り」を探究するワークショップを開催いたします。 音色づくりにおいて世界の最前線で活躍する生方氏がサウンドデザインにおける普遍的な考え方や、最新の手法を作業環境から峻別したプロジェクトを例にケーススタディ形式でお伝えします。

日時:9月29日(日) 13:00-18:00
場所: ワンナイン・サウンドプロデュース  福岡市中央区高砂1-11-16  Tel 092-533-3300
料金: 一般¥5,000- 学生¥4,500-
定員:30名
申込先:Facebookで参加申込を行うかEメールを info@a-headrecords.jp までお願いします。料金振込先をお知らせいたしますので入金確認をもって申込み完了とさせていただきます。
詳細・お申込方法はこちらからご覧いただけます。


PINKTOBER チャリティライブ@ハードロックカフェ福岡

ワークショップ前夜の9月28日、A-HEAD RECORDSはハードロックカフェ福岡と共同でテルミン奏者としても世界的に著名な生方ノリタカ氏と尺八奏者で都山流(とざんりゅう)竹琳軒大師範の山崎 箜山(こうざん)によるチャリティライブを開催いたします。伝統的な和楽器、尺八による竹が作り出す音にテルミンの電子音が重なりあい、真に革新的な音楽が創造される瞬間を生む福岡発の挑戦です。

出演: 生方ノリタカ(テルミン) 山崎箜山(尺八) 福山ワタル(コントラバス)
視覚演出: A-HEAD RECORDS (堤秀樹 枡田浩二)
場所: ハードロックカフェ福岡(福岡県福岡市中央区地行浜2-2-1 ホークスタウンモール1F)
日時: 9月28日 開演 20:00
料金: 無料 ※但し通常のご飲食代がかかります。
ご予約について: 先着順にてご予約を承ります。尚、ご予約の際に「ライヴ観覧ご希望」とお伝え頂けますと先着順にてライヴをご覧頂きやすいお席にご案内致します。
主催: A-HEAD RECORDS & ハードロックカフェ 福岡
後援: ローランド株式会社、ワンナイン・サウンドプロデュース、九州ビジュアルアーツ
ご予約・お問い合わせ: ハードロックカフェ福岡 092-832-5050
詳細・ご予約はこちらをご覧ください。

知の移転プロジェクト VOL 002 鈴木トオル ボーカルワークショップを開催しました。

7月6日に鈴木トオル氏によるボーカルワークショップを盛況のうちに終えることができました。皆様に支えられて「知の移転プロジェクト」が実現していることを思うと感謝で胸が一杯です。

今回のワークショップはセミナー形式でボーカルとしての考えや在り方を鈴木氏にお伝えしてもらったあと、スタジオの中でボーカルのレコーディングセッションを直接体験してもらおうという内容でした。

私はボーカリストではないので、専門的な見方はできませんが、撮影班としてレンズを通して得た数多くの学びの中から特に強く印象に残っていることを、少し長くなりますが記録しておきたいと思います。

 

== 運のめぐりと、その運をつかむために ==

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「僕はもともとギタリストだったんです。ボーカルをやるなんて思ってもみませんでした。」

85年にテレビ音楽番組でおよそ半年にわたってトップテンに入っていたロックバンドLOOK の「シャイニン・オン 君が哀しい」。鈴木トオル氏がリードボーカルとしてデビューした曲ですが、実はこの曲を歌ったのは本当に偶然。レコーディングが終わりに近づくまで鈴木氏はボーカリストではなくギタリストでした。
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